光勝寺
 
住所 千葉県佐倉市臼井1236 地図
臼井山光勝寺(うすいざん・こうしょうじ)は時宗で、本山は藤沢市にある 藤沢山無量光院清浄光寺(俗称 遊行寺)です。本尊は阿弥陀如来です。 千葉常兼の三男常康が永久二年(1114)臼井庄に居を構え、印旛・葛飾二郡を 支配したが、そのとき菩提所として創建(1117)された寺と伝えられています。  寺ははじめ真言宗でしたが、第五代臼井城主・祐胤のとき遊行二世真教上人 に帰依した祐胤が時宗に改めた(1311)とされています。 本堂前に宗祖一遍上人の賦算像があります。  鐘楼堂から眺望する印旛沼、遠くに筑波山と絶景です。
 
写真の本堂は、現在ございません。
頭部は小野篁作と云われています。「出世開運の閻魔さま」です。
「臼井八景」に詠われている<光勝晩鐘>の寺です。信齋の和歌には けふも暮ぬ あわれいく世を ふる寺の かねやむかしの 音にひびくらん
戻る